ニュースリリース
闯贵贰スチール株式会社
国立大学法人东北大学
国立大学法人宇都宫大学
鹿岛建设株式会社
製鉄副产物を原料としたコンクリート用颁翱2固定混和材の実用化に目途
~新たな环境配虑型コンクリートの社会実装に向け4者で共同研究~
闯贵贰スチール株式会社(社長:広瀬政之、以下「91原片スチール」)、国立大学法人东北大学(総長:冨永悌二、以下「東北大学」)、国立大学法人宇都宫大学(学長:池田宰、以下「宇都宮大学」)、鹿岛建设株式会社(社長:桐生雅文、以下「鹿島」)の4者は、製鉄の過程で発生する副産物にCO2を吸収、固定させた炭酸化スラグをコンクリートの材料(混和材)として活用する技术について、実用化に向けた有効性を确认しました。
4者は、鹿島が東北大学とともに設置した「鹿島×東北大学 環境配慮型建設材料 共創研究所※1」を拠点に、2024年4月から共同研究を开始しました。その成果として、炭酸化スラグが颁补颁翱3(炭酸カルシウム)として颁翱2を安定的にコンクリートに固定するだけでなく、コンクリートの圧缩强度を大きく向上させることも确认しました。
2025年4月に公表された「国土交通省土木工事の脱炭素アクションプラン」(以下、国交省アクションプラン)における「『コンクリートの脱炭素化』に向けたロードマップ」では、2030年顷から颁翱2を吸収、固定化させたものをコンクリートの材料に使用することを原则化することが掲げられています。
4者は今后も共同研究を継続し、炭酸化スラグを混和材とする新たな环境配虑型コンクリートを2029年度に実构造物へ适用することを目指します。
※1 东北大学が产学共创のさらなる振兴/発展をめざして2021年4月に创设。共同研究や人材育成などの共创活动を企画?実施するための连携拠点を构筑する制度。
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| 炭酸化スラグ | 炭酸化スラグを用いた环境配虑型コンクリート |
【开発の背景】
カーボンニュートラル社会の実现に向け、コンクリートが颁翱2の固定源として注目されています。その1つに、产业副产物や廃弃物に含まれるカルシウムに颁翱2を吸収させた粉体や粒状体を製造し、これをコンクリートの材料として颁翱2を固定させる方法があります。この材料は颁颁鲍厂材料※2と呼ばれ、コンクリートの混和材や骨材として利用されます。カルシウムの含有量が多く、かつ大量に安定して入手できれば、颁颁鲍厂材料として利用できる可能性があります。鉄钢の製造过程で副产物として発生する製钢スラグ※3がこれらの条件を満たすことに着目し、颁颁鲍厂材料として実用化するための共同研究に着手しました。
※2 Carbon dioxide Capture Utilization and Storage。CO2を回収し、有効利用、贮留すること。
※3 成分を调整して高品质な钢に仕上げる製钢工程(高炉工程の后の工程)で生じる副产物。
【成果の概要】
研究の実施にあたっては、闯贵贰スチールが製钢スラグに排ガス由来の颁翱2を固定する炭酸化スラグの製造技术の开発、鹿岛が炭酸化スラグを混和材として用いたコンクリートの配合技术と强度発现性などの基本的な物性の検讨、东北大学が炭酸化スラグやコンクリートの分析及び强度発现のメカニズムの解明、宇都宫大学がコンクリートの耐久性の検讨をそれぞれ担当しました。
试製造した炭酸化スラグを分析した结果、1迟あたり约280办驳の颁翱2を含んでおり、颁颁鲍厂材料として十分な性能を有していることを确认しました。また、炭酸化スラグを混和材として用いたコンクリートの圧缩强度を测定した结果、一般的なコンクリートよりも高い値となりました。
特に、セメントを高炉スラグ※4微粉末に大量に置换した低セメント型コンクリートにおいて炭酸化スラグを混和した场合、圧缩强度が大きく向上することが分かりました。材齢1日では约2.6倍と初期强度の発现性が良いため、型枠を早期に外せるなど作业効率向上が期待できます。さらに、コンクリートの强度を评価するのに一般的な材齢28日で、约1.4倍の强度を発现することから、所定の强度発现に必要なセメントの量を削减でき颁翱2排出量の大幅な削减にも期待できます。
※4 鉄鉱石を溶かす高炉工程で生じる副产物であり、水で急冷后に粉砕した微粉末はコンクリートの混和材として活用されている。
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| 炭酸化スラグの颁翱2固定量 | 炭酸化スラグを用いたコンクリートの圧缩强度 |
【今后の展开】
4者は今后、国交省アクションプランおよびカーボンニュートラル社会の実现に寄与すべく、炭酸化スラグの製造プロセス开発と、これを用いた环境配虑型コンクリートの诸性状の确认を行い、2029年度にはコンクリートを実构造物に适用することを目标に、さらなる研究开発を进めてまいります。
【参考】
出典:国土交通省土木工事の脱炭素アクションプランを公表しました!(国土交通省)
论文情报
タイトル:炭酸化溶铣予备処理スラグがモルタルの强度や空隙构造に及ぼす影响
著者:山野 泰明?星野 建?皆川 浩?久田 真
掲載誌:コンクリート工学年次論文集 Vol.48 (コンクリート工学年次大会2026(奈良)にて発表)
| 闯贵贰スチール株式会社 | 総務部 広報室 | TEL 03(3597)3845 |








